MP2x8i NMEAバッファ用アクセサリ

Q&A MP2x8i NMEA バッファ

• Q1MP2x8iの取り付け方法について教えてください

  標準的な取り付け方法は、NMEA Bufferの底板にあるネジ穴を使って、バルクヘッドに取り付ける方法です。このネジ穴は簡単にアクセスでき、製品に手を加えることなくネジ止めができます。また、工具を使わずに端子台を取り外すことができますので、設置が簡単です。
  また、DINレールへの取り付けをご希望の場合は、MP2x8iに取り付け可能なアクセサリーをご用意しています。価格や在庫の詳細については、弊社までお問い合わせください。

• Q2独立モードでは、MP2x8iは独立した作業ごとに異なるボーレート（bps）を転送できますか？
  また、例えば、AIS信号の場合は1イン4アウト、GPS信号の場合は1イン4アウトについては？

  はい、MP2x8iは、2種類の信号と2種類のボーレートを独立したモードで処理することが可能です。　入力信号#1が出力1-4に、入力信号#2が出力5-8に転送されます。

• Q3端子台に装着できるワイヤーの太さ上限を教えてください

  ケーブル径1.5mm²まで装着可能です。　また、フェルールを取り外せば、直径2.5mm²までのケーブルを取り付けることができます。

• Q4MP2x8i には外部電源が必要ですか？

  はい、バッファには9〜36VDCの入力範囲の外部電源が必要です。
  入力が24VDCの場合、バッファは通常0.6Wを消費します。

• Q5MP2x8iの電源として、DC12VとDC24Vの両方を使用することはできますか？

  MP2x8iは、9-36 VDCで動作しますので、この範囲の電圧であれば、DC12VでもDC24Vでも使用可能です。

• Q6MP2x8iは、NMEA0183以外のデータでも使用できますか？

  はい、RS-422で伝送されるデータ（例えばレイセオン社のCoutse Busデータ）であれば、伝送可能です。

• Q7各NMEA出力には、いくつのNMEAリスナー信号を並列に配置できますか？

  NMEA出力ドライバーは、TIA EIA-422-BAND ITU Recommendation V.11 の要件を満たしており、　1つの出力に最大10台のデバイスを接続することが可能です。
  しかし、NMEAバッファの考え方は、1つの出力に1つのデバイスのみ接続するということです。
  バッファはデバイス間のセパレーターとして使用されるため、並列接続と比較してネットワークを安全にすることができます。

• Q8MP2x8iは、RS-422とRS-232の両方のNMEA入力信号を受けられます？

  はい、RS-422とRS-232の両方の入力信号が可能です。入力は光絶縁されていますので、MP2x8iではどちらの信号が入力されていても違いはありません。

• Q9MP2x8iにはRS-232出力（シングルエンド）もありますか？

  いいえ、MP2x8iにはRS-422出力（差動）しかありません。
  1992年1月に発行されたNMEA Standard V2.0 では、NMEA0183はRS-232からRS-422に移行しています。　RS-422はRS-232よりも外乱に強く、長距離の伝送が可能です。　
  このため、バッファはRS-422出力のみで設計されています。